中央化学総合カタログ 2022
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ACTION❶:管理拠点 ❷〜❹:生産・販売拠点 ■:販売拠点21 中国では2021年より、飲食店や量販店で使用される非分解性プラスチックレジ袋やカトラリー類、ストローに対して使用規制が始まり、大都市、大手小売業を中心に、既に生分解性素材や木、紙を原料とした製品に切り替わっております。 また政府は、2025年までに非分解性ワンウェイプラスチック食器類の使用量を30%削減する施策を打ち出しております。 これに先駆け、一部の地域ではプラスチック製食器類に対する使用規制を開始している地域もあり、海南省では生分解性プラスチック素材やパルプモールド製の食品容器が、市場に多く流通し始めております。CHUO北京成都重慶東莞香港広州海城天津●❹●❷●❸無錫●❶上海 弊社は、拡大する中国市場において、1994年より事業展開し、日本で培った技術、デザイン、そして安全性に裏付けられた製品の安定供給を通じて、生活向上に貢献してきました。 近年では、世界的なプラスチックごみによる海洋汚染問題に端を発し、中国でも、環境保護活動、ワンウェイプラスチック製品への規制が始まっております。弊社は、食の安全・安心の提供に役立つ食品容器は勿論、地球環境に配慮した素材、その素材を用いた食品容器の開発にも取り組んでおります。 引き続き、成長と変化を遂げる中国市場に魅力ある製品を提供するとともに、日中連携の中でシナジー効果を高め、中国を拠点に、日本、欧米、東南アジア等に向けた輸出ビジネスにも取り組み、グローバルな事業展開を図っていきます。中国におけるプラスチック規制中国事業について中央化学の中国事業環境課題に対する新素材・製品の拡充

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