中央化学総合カタログ 2022
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特集:ニュアンスカラーNUANCEPINKしきそうめいさい」「彩色は「色」の3つの要素から成り立ち、 この3つの組み合わせにより、様々な表情を持ちます。」「明相度どど度AB今回はテーブルウェアとしての魅力を最大限に引き出し、 食材をおいしそうに引き立てることをコンセプトに、 「彩度(鮮やかさ)」にこだわった新しいカラーをリリースします。周囲の彩度の影響で、対象の色が鮮やかに見えたり 逆にくすんで見えたりする視覚効果のことを「彩度対比」と言います。右図の中心にある2つの橙色の四角はどちらも同じ色ですが、 背景の色味が異なることでBの橙色の方が色鮮やかに感じられます。容器の彩度を抑えることで料理や食材を、より鮮やかに艶やかに 美味しそうに引き立てることができます。今回の開発においてもインテリアや食器のトレンド・傾向を調査し、分析を行ってきました。その中で浮かび上がってきたキーワードが、色味に絶妙なニュアンスを持たせた「ニュアンスカラー」でした。何度も色味を調整し、沙楽シリーズのテーブルウェアとしての魅力を最大限に引き出しました。丁寧に選び抜いた色味のニュアンスカラーで、新しい売り場の見せ方を一緒に作っていきませんか。中央化学株式会社▶︎ニュアンスカラー特設ページはこちらhttps://www.chuo-kagaku.co.jp/products_/sara_nuancecolor/ビビットカラー(彩度が高い)ニュアンスカラー(彩度が低い)Bの中心にある橙色の方が、彩度が低い背景の影響でAの橙色より鮮やかに見える。35中央化学▶︎動画ページはこちら新色「ニュアンスカラー」で商品をおいしそうに、おしゃれに演出!featureニュアンスカラー開発ストーリー沙楽に紺色を新柄として発売した当時、青系の色彩は食欲を減退させる色として食材との相性は良くない、というイメージが強く、食品容器の色として長く避けられてきた色彩でした。しかし、[食材に無い色が料理の色味を引き立てる]と様々なインテリアショップが紺色の食器を店頭に並べていることに目を付け、これまで避けられていた青系の色彩をプラスチック容器に取り入れ、「北欧ブルー」が誕生しました。ニュアンスカラーとは?人工的でビビットな色合いに対して、 自然でやわらかな色合いをニュアンスカラーと言います。「彩さい度ど対たい比ひ」という視覚効果

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