TALFA®
TALFA®とは
天然資源素材「タルク(無機鉱物)」に、ポリオレフィン樹脂を50%未満含有した環境負荷低減の複合素材です。「タルク」の含入量増加で発生する脆性を当社技術にて克服した新素材です。
タルクとは
ケイ酸マグネシウムを主成分とする天然素材・無機鉱物です。陶磁器だけでなく、化粧品、ベビーパウダー、食品(ガムなど)にも利用されている安全な素材です。ポリオレフィン等衛生協議会のPL(ポジティブリスト)にも収載されております。
名前の由来:タルク+α=TALFA®
可能性【α(アルファ―)】とタルクを掛け合わせ、未来への役割を期待する意図を込めました。
プラスチック資源循環戦略におけるTALFA®の位置づけ
環境負荷低減ポイント
POINT1PLASTIC 50%OFF
天然資源素材「タルク(無機鉱物)」を使用することで、石油化学由来プラスチックの使用量を50%未満に抑えることができました。
POINT2CO2削減効果
石油化学由来プラスチックの使用量50%以下の環境配慮型素材になります。
プラスチック素材のCO2排出量をPP比49%OFF、また当社従来素材「CT(PPフィラー)」29%OFFを実現しました。
環境負荷低減に貢献していきます。
各工程で発生するCO2排出量の割合
社会に貢献する”本物“を目指す。
約15年前に‟売り場から食卓へ”というコンセプトで<沙楽シリーズ>を発売してから今日まで、そのまま食卓に並べて食シーンを彩るテーブルウェアというジャンルの製品をつくり続けてきました。
売り場やライフスタイルの変化、そして社会環境の変化に対して、豊かな食生活をサポートしていきたいという考え方は今も変わりません。課題に誠実に向き合い、これからも想いをかたちにし続けていきたいと考えています。
今の社会に求められていることは何か。
豊かな食生活に貢献する為に、常に生活者の想い、美味しい・楽しい食事、それを支える”器”を訴求し、更に環境の課題解決を目指して、<TALFA®>という素材が生まれました。
今後も中央化学は豊かな食生活の実現と環境課題に貢献する”器”を提供し続けていきます。
社会に貢献とは
環境負荷低減を通じて、持続可能な社会の実現に貢献する。
本物とは
陶磁器の原料でもある天然資源・無機鉱物「タルク」を使い、本物志向の「器」を創る。
カタログ
TALFA®をご利用いただく際の注意点
天然素材・無機鉱物 ( タルク ) に、ポリオレフェン樹脂を 50%未満含有した、環境負荷軽減の複合素材です。当社従来素材 (CT) と比較して、CO₂排出量を 29%削減しています。
ケイ酸マグネシウムを主成分とする天然素材・無機鉱物です。陶磁器だけでなく、化粧品、ベビーパウダー、食品 ( ガムなど )にも利用されている安全な素材です。ポリオレフィン等衛生協議会の PL( ポジティブリスト ) にも収載されています。
耐熱性と耐油性に優れ、レンジアップ可能、耐熱温度は 130℃。耐寒性には優れていません。冷凍保存の際に、割れる恐れがあります。国の規格基準である告示 370 号衛生試験に合格、全ての食品用途 ( 水性・酸性・酒類・油類 ) に適用しています。月 1 回の外部並びに検査機関を利用したアスベスト ( 石綿 )検査を行っており、「未検出」( 検出限界 =0.1%未満 ) の基準を守り続けています。
バイオ素材ではありません。
生分解性を有していません。
タルファ-は、天然資源 ( タルク=石、鉱物 ) を由来とする素材にて、自然資源由来の素材である紙 ( 木、植物 ) と比較して、製造過程においてほとんど水を使いません。
社会が求める「循環型社会」の実現に向けて、紙、プラスチックそれぞれのメリットを理解して、タルファーが果たすべき役割と機能を務めます。
容器包装リサイクル法の対象ではありません。容器包装リサイクル法では、構成する素材のうち比率が高い素材での分類となります。タルファー製品は、素材の 50%以上が天然素材・無機物 ( タルク ) にて、「その他複合素材」の扱いとなります。
一般消費者は「一般家庭ごみ」、事業者は「産業廃棄物」の扱いとなります。焼却、プラスチック回収いずれも選択、対応が可能です。各自治体、事業所の回収・廃棄ルールを確認 ください。
容器包装リサイクル法において、プラスチック容器包装には、プラマークの表示が義務付けられています。タルファー製品は、「その他複合素材」であり、「プラスチック製容器」ではないので、プラマークは不要です。
環境配慮型素材
※MAPKAは、株式会社環境経営総合研究所の登録商標です