環境(Environment)
[環境とともに]
気候変動への対応をはじめ、さまざまな環境課題への解決を事業活動を通じて積極的に取り組んでいます。
地球温暖化防止
当社は全社一体となって、温室効果ガス(CO₂)排出量削減に向けた取り組みを進めています。より効果的に排出量削減を推進するため、算定方法の見直しを行いました。

エネルギー使用量の削減
電力使用量
2023年度の電力使用量は63,019千kWhで、前年度より3,633千kWh減少しました。
空調用チラーユニット更新、コンプレッサー運用改善など省エネを推進しましたが、生産活動における電力原単位の削減目標(昨年度比1%削減)は未達成でした。

事業活動におけるCO2排出量(スコープ1+2)
2023年度のCO₂排出量は28.3千t-CO₂で、前年度より1.9千t-CO₂減少しました(前年度比6%減)。主な要因は生産量の変動に伴う電力使用量の減少によるものです。

物流におけるCO2排出量
2023年度のCO₂排出量は、前年度と同等の8.7千t-CO₂となりました。輸送量は減少しましたが、算定方法の見直しにより、CO₂排出量は前年度同等となりました。積載効率の向上や、生産工場から配送センターにいったん在庫してお客様へ配送する横持ち輸送の効率化などの取り組みによって、コスト削減とともに、環境への負荷低減を図っています。

省エネ改善活動
当社では、各工場の工場長、部門長、生産技術担当者からなる省エネ委員会を月1 回開催し、省エネ活動の進捗確認や実績に基づいた目標策定などの推進体制を整え、意識向上を図っています。2023 年度は空調用チラーユニット更新とコンプレッサー運用改善、インバーター式の真空ポンプに更新などの省エネ施策を実施しました。
ハイブリッドカーの導入
当社では、ガソリン使用量削減によるCO₂排出量削減を目的とし、ハイブリッドカーの導入を進めています。2023年度はハイブリッドカーが合計104台となり、全社用車に占める割合は83%になりました。
バッテリー式フォークリフトの導入
生産、物流現場で用いるフォークリフトをエンジン式からバッテリー式に切り替えています。現在、所有する全239台のフォークリフトのうち、2023年度までに全体の97%にあたる232台を切り替えました。今後も、計画的に切り替えていきます。