環境(Environment)

[環境とともに]
気候変動への対応をはじめ、さまざまな環境課題への解決を事業活動を通じて積極的に取り組んでいます。

地球温暖化防止

当社は全社一体となって、温室効果ガス(CO₂)排出量削減に向けた取り組みを進めています。より効果的に排出量削減を推進するため、算定方法の見直しを行いました。

貢献するSDGs

エネルギー使用量の削減

電力使用量

2024年度の電力使用量は63,006千kWhで、前年度より13千kWh減少しました。中空押出機モーター・真空ポンプのインバーター化、コンプレッサーの更新など省エネを推進しましたが、生産活動における電力原単位の削減目標(前年度比1%削減)は未達成でした。

電力使用量、電力原単位の実績と目標

事業活動におけるCO2排出量(スコープ1+2)

2024年度のCO₂排出量は28.5千t-CO₂で、前年度より0.2千t-CO₂増加しました(前年度比0.6%増)。総電力使用量は減少した一方、電力会社毎の排出係数の増減を受け、全体ではCO₂排出増となりました。

CO2排出量

物流におけるCO2排出量

2024年度のCO₂排出量は、前年度から減少し7.6千t-CO₂となりました。輸送量の減少に伴い、CO₂排出量は前年度から減少しました。積載効率の向上や、生産工場から配送センターにいったん在庫してお客様へ配送する横持ち輸送の効率化などの取り組みによって、コスト削減とともに、環境への負荷低減を図っています。

物流におけるCO2排出量

省エネ改善活動

当社では、各工場の工場長、部署長、生産技術担当者からなる省エネ委員会を月1回開催し、省エネ活動の進捗確認や実績に基づいた目標策定などの推進体制を整え、意識向上を図っています。2024年度は中空押出機モーター・真空ポンプのインバーター化、コンプレッサーの更新などの省エネ施策を実施しました。

ハイブリッドカーの導入

当社では、ガソリン使用量削減によるCO₂排出量削減を目的とし、ハイブリッドカーの導入を進めています。2024年度はハイブリッドカーが合計104台となり、全社用車に占める割合は82.5%になりました。

バッテリー式フォークリフトの導入

生産、物流現場で用いるフォークリフトをエンジン式からバッテリー式に切り替えています。現在、所有する全240台のフォークリフトのうち、2024年度までに全体の96%にあたる231台を切り替えました。今後も、計画的に切り替えていきます。


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